こんにちはベルです。
実は先日まで長野周辺に数日間のツーリングに行っていました。
主たる目的は2つ
1,大阪から長野に移住した友人に会いに行く。
2,僕が気になっているTwitterのフォロワーさんに会いに行く。
です。
それでは1日目から書いていきます!
朝3時、大阪の自宅を出発
前日から準備をして後は家を出るだけ。
原付二種は高速道路に乗れないので深夜に出発して都会を早く抜け出したいという狙い。
家を出て直ぐに雨が降ってきたので京都のコンビニに滑り込んで雨具を着込んだ。
今回の大まかなルートはこんな感じ。
スーパーカブ110では一日で長野まで行くのは無理だと思うのでこの日は出来れば岐阜県あたりで一泊しようと考えている。
琵琶湖の西側にある琵琶湖西縦貫道路(国道161)は「おそらく原付二種は乗れないだろう」と思っていたが1号線から161の分岐で「原付禁止」の標識が出ていなかった。「お、行けるのか?」と思い、ウインカーを出して161号へ。
しかし、まもなくすると唐突に「原付禁止」の標識が現れたので急ブレーキをかけて1号線に引き返す。
これには焦った。
今後、琵琶湖方面に行くときは161には行かないようにしないと...
白髭神社で休憩
大津に入り、琵琶湖の西側の一般道を北上。
白髭神社で一度、休憩を取る。
曇り空の琵琶湖に佇む白髭神社の鳥居。
以前は道路を横断して鳥居を観る人が多かったがあちこちに「道路横断禁止」の看板がある。
変わりに白髭神社に展望台が設置されていた。
登ってみるとたしかに鳥居が一望できる。
多分、道路横断で事故や渋滞の原因になっていたんだろうなぁ・・・
最後に神社に手を合わせ、さらに北上していく。
岐阜に入って雨が土砂降りに
琵琶湖の北側に出て、東に舵を切る。
国道303に入った頃には雨が土砂降りに。
全身ビショビショ。
古くなったレインジャケットはちゃんとメンテナンスしていなかったからか撥水性0。
レインコートに染み込んだ雨が直接肌に接触して体温がどんどん奪っていく。
↑本当はこういった撥水系のアイテムを使ってウエアやテントのメンテナンスが必要なんだろうけど自分はツーリングが終わってしまうとそういった事を全部忘れてしまう(笑)
寒いのでレインコートの下にダウンジャケットを着込むと体温が奪われることは無くなった。
気を取り直してさらに東へ。
道の駅 星のふる里ふじはしに到着。
お腹が空いてきたので朝食を取ることにした。
道の駅の中にある「星のふる里」へ
ここではコーヒーを頼めばモーニングがついてくる。
実質420円でトースト等が食べれるって事だ。
(8:00~10:30までのオーダー)
トーストに乗ったあんこが岐阜を感じさせる。
大阪人には馴染みのないあんこが乗ったトースト、初めて食べたが意外と美味しかった。
道の駅明宝で再度休憩
303号からせせらぎ街道に入り北上。
また道の駅 明宝で休憩を取る。
ここでは岐阜で有名な明宝ハムが買えるのだが現状はライターとして全然収益を上げれていないのでただ観るだけ・・・(笑)
「早く、生活できるだけの収益をあげないとなぁ・・・」と自分に言い聞かせながらカブにまたがってセルを回す。
岐阜県の高山市にはいりそろそろ体力の限界を感じ始める。
時刻は14時だが出発して11時間も運転していたのだ。
肩周りがガチガチに固まっている感じ。
ストレッチをしてほぐしても直ぐに痛くなってくる。
近くのスーパーに寄って今夜の食料の買い出し。
買い出しが終わるといつも気に入っている平湯キャンプ場に到着した。
泊まる場所を平湯キャンプ場からライダーハウスともしびに変更
チェックインをしようとしたのだがなぜか気乗りがせず、一旦離れて近くの宿を検索してみる。
するとライダーハウスが近くにあることが分かった。
ネットで予約が出来るか見てみると大丈夫なようだ。
直ぐに予約を確定、安房峠を走る。
そしてライダーハウスともしびに到着。
受付でチェックインを済ませてバイクを停めさせてもらう。
その後、荷物をかかえて大部屋へ
4名ぐらいの男女若者がいたので「こんにちは!」と笑顔で挨拶をしたがペコッと頭を下げられるだけだった。
「なんか今日のライハの客はクールだな・・・」と思ったが「まあ、俺がオッサンだからしかたないか」とそれ以上考えないようにする。
温泉が24時間入れるということなのでまずは温泉へ
雨に打たれ続けた身体に温泉がしみる。
肩までゆっくりと浸かってポカポカになったら後は戻って晩ごはんとビールを飲むだけだ。
部屋に戻っても他のお客はクールすぎるのを思い出したので店の前にある東屋で食べることに。
温めるのもめんどくさいので冷えたままのカツとじをチミチミ口に運びながらビールを流し込む。
話しかける勇気
食べ終わる頃にはすっかり暗くなっており「うーん、寝るか?」と悩んで大部屋に戻る途中の喫煙所で一人の若者がいた。
「こんばんは!」ともう一度話しかけてみる。
話をしていると彼は日本海側から太平洋側まで歩いて縦断する冒険の途中の人だった。
「初めてライダーハウス利用するんですがこんなクールなもんなんですか?」と彼。
「いや、普通はもっとこう皆で飲んでおしゃべりしてって感じだけどね」と答えるとその話している内容が大部屋に聞こえたのか、ゾロゾロと他の若者がやってきた。
しまいには元ボクサーの若大将も来て、距離を取りながら3時間ぐらいは楽しくおしゃべり。
日本を縦断している沖縄の人、仕事で海外を飛び回っている人、元ボクサーの人、刺激的な内容が多く聞いていてとても楽しかった。
22時を過ぎたので「そろそろ寝ましょうか!」と言って大部屋へ。
はじめは「みんなクールだな」と思っていたが皆、照れて話しかけるのを躊躇していただけだった。
「勇気出して声掛けして良かったなぁ」
そんな事を考えながら眠りについた。
続く
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