看護師と旅の相性
朝の6時頃
外気温が思った以上に寒くブルッと震えて目が覚めた。
外ではザア!と猛烈な雨が降っている。
Twitterでお会いする予定の方には「無理して参加しなくても大丈夫ですよ」と言っていたが全員参加予定のようだ。
ただ、集合予定としていたキャンプ場が標高2000mを超えている場所なので「このライダーハウス(約標高1000m)ですらこれだけ寒いのに2000m超えとなると極寒になるのでは・・・」と心配になり場所の変更を提案。
集合場所は山田牧場キャンプ場から草津温泉スキー場キャンプ場に変更となった。
群馬県吾妻郡 有料キャンプ場 草津温泉スキー場キャンプ場 - やどかり
雨雲レーダーを見ていると、しばらくすると雨が止みそうな感じだったのでライダーハウスでこもっていた。
隣では昨日、唯一おしゃべりをすることが無かった女性が目覚めたようだ。
ベル「おはようございます」
女性「おはようございます。また雨かぁ・・・」
そんな感じで会話がはじまる。
彼女も最近仕事を退職し、あてのない旅をしているそう。
「お金がなくなったら旅をやめて今後の身の振り方を考えます」と言っていて応募するとほぼ仕事が決まるらしい。
(やはり引く手数多の看護師は強いな・・・)と感じた。
旅に関する色々な事を話していると「あれ?雨音が止んでいる?」と気付く。
外を見ると晴れとまでは行かないがさっきまでザンザンと降っていた雨は止んでいる。
急いで荷造りを済ませ「じゃあ!またどこかで!」と言いライダーハウスを出発。
スーパーカブだからこそ出来ること
走っているとリンゴの様な物が目に入ったのでカブを停めた。
冷静に考えるとリンゴは昔から何個も食べてきたが「木にリンゴが生っている状態」は初めて見るかも・・・
ニュートンの話とかから想像していた手の届かないような大木からリンゴが生えているのかと思ったら全然違う。
45年も生きてると大概なんでも知っていると思っていたがまだまだ知らない事もあるんだなぁ・・・
その後ものんびりと集合場所の草津温泉スキー場に向かってカブをトコトコ走らせる。
大型バイクに乗っていた時には多分止まらない&写真に撮らないような場所で撮影する。
大型から非力なスーパーカブに乗り換えて走りに関しては不満タラタラだがこうやってどこにでも停めれるのは小さいバイクの魅力だ。
Twitterのフォロワーさんと実際に会って
そうこうしていると目的地の草津温泉スキー場に到着。
しばらく待っているとTwitterで絡みのある3人が到着。
宴会が始まった。
Twitterというテキストと写真だけで交流があった人達が宮城、長野、静岡、大阪から集まって群馬で宴会をしている。
集まる前は顔も知らず少し緊張していたけど好きなものが似ているもの同士だったのですぐに打ち解けた。
宮城からこられたZ氏からは「ずんだサイダー」を頂く。
これ↓
Z氏「大抵の人は最後まで飲みきれないですねw」とニヤッと笑っていた。
早速、目の前で「頂きます!」といってぐいっと飲み込む。
枝豆の独特の風味が悪い感じで鼻の奥を刺激し、その香りがずっと鼻に停滞する。
半分ぐらい飲んだところで「今日はもう良いかな・・・」と言って残してしまった(笑)
ずんだサイダーの味の事は置いといて自分はこういった「お近づきの印に」的な発想が出てこない人なので「もう俺も大人なんだし、こういった事が自然に出来る人にならないとな...」と勝手に1人で反省。
旅とバイクの話にお酒が加わり、楽しい時間はあっという間にすぎた。
時間は23時になっていたので「そろそろ寝ますか・・・」と言い各自テントの中へ。
おやすみなさい。
続く
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