前回のお話しはこちら
ツイッターのフォロワーさんに教えてもらった香川県の「天空の鳥居」へ
朝の5時ぐらいに鳥の鳴き声がうるさくて目が覚めた。
キャンプの翌朝はなぜかゆっくりするのが苦手な人間なので朝食だけササッと食べて、なるべく静かにテントを回収し始める。
6時頃になると昨夜一緒に飲んでお喋りをしたケイゴ君がテントから出てくる。
ベル「おはようございます」
ケイゴ君「早いですね(^_^;)」
そんな感じでまた少しお喋りをしていたら「近くにある天空の鳥居行きました?」と聞かれたので「いや、初めて知った」と答えると「ぜひ行ってみてください」との事。
調べてみると、今いるキャンプ場から北に10km程行ったところにあるらしい。
「近いし行ってみるか・・・」とナビをセットし、ケンゴ君と挨拶をして一の宮公園キャンプ場を後にする。
かなり細い道をスーパーカブでトコトコと登って行くと神社専用の駐車場があった。
(駐車場は無料、10台ぐらいは車を停めれそうでした)
駐車場にバイクを停めてここからは徒歩で歩いて行くらしい。
あるいて5分ぐらいだろうか?ハァハァ言いながらたどり着いた場所には神社と凄い光景が目の前に広がる。
天気が悪かったので景色的にはいまいちかも知れないが現地に立ってみるとこれがなかなか凄い「おおーーー!!」と言いながら何度も何度もシャッターを切っていた。
20分ぐらいカメラをもってウロウロしていただろうか?
そろそろ退散するか・・・と最後に神社に賽銭をいれて手を合わせた。
(神社の名前は高屋神社)
香川県観音寺市の銭形展望台へ
先程の天空の鳥居から南に10kmほど走ったところにも、有名な観光スポットがあるらしく次はそこに向かうことにした。
銭形展望台に近づくと車やバイクは一方通行になっているので登り口と下り口を間違えないように登っていく。
登りはじめて2分ぐらいで展望台近くの駐車場に到着。
そこから歩いてすぐのところに展望台があった。
おお・・・・?
さっきの天空の鳥居の後だからかあまり感動がなく「ん・・・なるほど・・・」ぐらいしか感じない。
すぐに立ち去ろうかと思ったがどうやら「この銭形を見た人は健康で長生きできてお金に不自由しなくなる」らしい。
なのですぐに立ち去りたい欲求を抑えてガン見していた(笑)
高知県の黒瀬キャンプ場へ
今いる場所から明後日に集合予定の高知県、黒瀬キャンプ場までは120km近くある。
大型バイクだとあっという間にたどり着ける距離だが今日は雨が振りそうだったので少しでも高知に近づく為に南下することに・・・
道の駅 大歩危の展望台からみる吉野川がとても綺麗だった。
この日は日が登っているのに気温が16℃までしか上がらない。
さながら冬のような感じで上半身はダウンジャンパーを着ているから何とかなるのだが下半身が薄手の普通のズボンなのでどんどん身体が冷えていく。
別に何かを食べたいほどお腹が減っている訳ではないのだがガタガタと震えが止まらないので無理やりうどんを食べたりしてちょっと走っては休憩、ちょっと走っては休憩を繰り返しながら南下していく。
プロパンガスが繋がれていない家を見て思うこと
継続して走っていると寒いので時々、なんの観光地でもない集落に入っていく。
集落に入っていくと気づいたのがプロパンガスが繋がれていない家が多い。
ガスボンベにつなぐ為のホースがだらんと垂れ下がっていて「ああ、ここはもう人が住んでいないのか・・・」と思った。
そんな家がかなり多くて「どの家もここで色んな人の人生があったんだろうな・・・子育てしたり、仕事から帰ってきて皆でご飯食べたりとか・・・」と考えていると何だか悲しい気持ちになってくる。
あんまり深く考えずに楽しくバイクに乗ろう!と決めてスーパーカブでどんどん南下しているとキャンプ場近くにまできてしまった。
上の写真は片岡沈下橋
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高知県の黒瀬キャンプ場に到着
結局、夕方には明日集合予定の黒瀬キャンプ場に到着。
テントを張ってコインシャワーがあるので身体を洗ったらあとはのんびりするだけ。
スーパーで買ったアスパラを焼いて食べたりしていると段々と日が暮れてきた。
近くにいた1組のファリミーもギアを片付け始めたのでどうやら今夜は完全ソロになるみたい・・・
うっかり旅のお供の小説を持ってくるのを忘れていたのでスマホでツイッターをやったりしているとあっという間に夜になり、空には星が瞬いている。
せっかく三脚も持ってきていたのでカメラをセットして写真を撮ったりしてると段々、眠たくなってきたのでそろそろおやすみなさい。
続く
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