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再会を誓って黒瀬キャンプ場をあとにする
朝、6時ごろに目が覚めて喉が乾いていたので朝から静かにコーヒーを沸かしていた。
すると、コッヘルの金属音やバーナーの音がうるさかったのか、元自衛官の二人も目が覚めたようだ。
「鍋の具がまだ少し余っているから朝食にもう一回鍋を食べよう」と調理をして振る舞ってくれた。
甘めの出汁から柚子のような良い香りがするので聞いてみるとやっぱり柚子の果汁を少しだけ入れてくれていたらしい。
お酒を沢山飲んだ翌朝の身体に染み渡るような、そんな優しくて美味しい味だった。
「これからどうするの?」と聞かれたので「何となくだけどしまなみ海道の方に行こうと思います」と答えると「そうか、楽しかったよ。また来年だな!」とまた高知に来ることを約束し、キャンプ場を後にした。
スーパーカブを走らせてしまなみ海道を目指す
黒瀬キャンプ場からしまなみ海道にナビをセットし、そこからは淡々と北上。
国道194号を北に進んでいると桜の木に結構な数の桜の花が咲いていた。
「狂い咲き」という現象らしくこれが起こる原因は秋に台風だったり害虫が桜の葉っぱを全て無くしてしまうと桜は「あれ?冬やなぁ・・・」と勘違いをしてしまうようだ。
その後、温かい日が続くと「春が来た!」と桜は勘違いをして花を咲かせるそうだ。
こういった事をすぐにスマホで調べて現地で「なるほど・・・」と思えるのは発達したインターネットのおかげで「いい時代になったなぁ」と改めて思った。
そんな感じで時々、道端で休憩をとりながら北上していると以外に早くにしまなみ海道の南側に到着。
原付の聖地 見近島キャンプ場
体力はまだ余っていたのでしまなみを超えて広島側に行こうかと思っていたのだがしまなみには「原付の聖地」と呼ばれる見近島キャンプ場という場所がある事を思い出す。
車や126cc以上のバイクでは行けない特殊な場所にあるそう。
せっかくスーパーカブ110で来てるのだから行ってみよう!という気になって予定を変更する。
しまなみをトコトコと観光地じゃないような細い路地などにも入っていって時間をつぶす。
空には今治で航空祭?があったらしく戦闘機が爆音で編隊飛行していた。
食料などの買い物を済ませて聖地に到着。
出会い、出会い、出会い
椅子に座って海を見ていると1人のオジサンが「大阪から来たんか?」と話しかけてくれたので1時間半ぐらい話していただろうか?
綺麗に見えていた夕日がすっかりと海に落ちて(ああ、夕日をゆっくり見れなかったなぁ・・・・)と思っていると「そろそろ、行くわ」と言ってオジサンは去っていった。
すると隣の若者が「今の人、話し長かったっすねぇー。自分の話ばっかりだったし大変でしたね!」と心配して話しかけてくれた。
「いや、僕は年上の方の話を聞くの嫌いじゃないんで大丈夫ですよ。ただ、夕日だけはちょっと見たかったなぁ」というと「それっすよ、めっちゃ夕日綺麗だったのに」と言われ、そこから色々とスーパーカブの話しやらで盛り上がった。
更に逆サイドの方からも話しかけられ、この日はずっと誰かとしゃべっていたな(笑)
いい加減にお酒も回ってきて夜も遅くなったのでテントの中に入っておやすみ・・・
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兵庫県赤穂市 無料キャンプ場(車は駐車場代が必要) 丸山県民サンビーチ - やどかり
ツーリングから無事帰宅
翌朝、のんびりテントを回収していると隣の若者がまた話しかけてくれた。
「せっかく知り合えたし、よかったらSNSでフォローしあいませんか?」ということでInstagramでフォローしあい「また、どこかのカブミーティングで会えたら良いですね!」と言って見近島キャンプ場を後にした。
その後、広島に入ってからはひたすらに東に走り自宅を目指し帰宅。
↑「誰だったけ?」と飼い主のことを良く覚えていないすずさん。
今回の旅はこれで終わり。
色々な人と久しぶりに会えたり、新しい出会いがあったりしてとても楽しい旅だった。
やっぱり旅は美しい景色と出会いがあったほうが楽しいな!
以上
おしまい!
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