こんにちはベルです。
今回はワークマンから発売されたワークマンテントについて書いていこうと思います。
結論から先に書かせてもらうと「初心者でテントに悩んでいるならまずはワークマンテントを買え!」です。
それでは以下に詳しく書いていきます。
ワークマンテントとは?
WORKMANから発売されたテントです。
正確には「BASICドームテント1人用」と呼ばれるものでWEB限定で販売されており価格は4900円。
WORKMAN BASICドームテントのスペック
WORKMAN BASICドームテントのスペックについて書いていきます。
重量は2.5kg。
普段は山用のアライテントを使っている自分には持った瞬間にずっしりと重く感じ体感は「これ3kg以上あるんじゃないの?」と感じました。
バイクや車で行くキャンプには何の問題も無いですが「ちょっとこれでは山には持っていく気はしない」というのが正直な感想です。
次に設営時の大きさは 長さ215×幅104×高さ98cm。
商品名でも1人用となっているのですが「荷物等を全部テント外に出した状態で細い人なら2人寝れるかも?」そんな感じのサイズです。
なので、荷物を入り口から奥側にいれて1人で寝るのにピッタリの大きさだと思います。
フライシートの耐水性は約2000mm
フロアシート(底の部分)の耐水性は約3000mm
と、なっています。
これは小雨から中雨に耐えられるという意味。
雨具選びで知っておきたい「耐水圧」と「透湿性」 - ウェザーニュース
普通のキャンプでは十分のスペックだと思うのですが山では突然の大雨や強風が吹くこともあるので、やはり山にはおすすめしません。
WORKMAN BASICドームテントの良いところ
はじめに感じたのがこの前室をアップした状態が可能で小さなタープを張っているような状態に出来る事です。
単発のキャンプでは困りませんが何日もキャンプ生活を送るロングツーリング中では雨に降られる事も多いです。
その時にこの前室を上げている状態にすればテント外での調理なども可能だと思いました。
次にインナーテントが吊り下げ式というところ。
スリーブ式(テントの中にポールを通していく方式)のテントだと設営と撤収にほんのすこし時間がかかるのですが吊り下げ式だとあっという間に設営と撤収が可能です。
換気が調整出来るようになっている事。
上の写真のように通気孔を開けたり閉めたり出来るようになっています。
インナーテントのメッシュ部分も一部が開け閉め出来るようになっているので3シーズンなら快適に過ごせそうです。
見た感じ「氷点下になるような環境だとちょっと寒そうだな」と行った感じです。
WORKMAN BASICドームテントの悪いところ
テントをペグダウンするためのフライの紐がいつか千切れそう。
通常のテントではインナーテントにガッチリと縫い付けられている部分からペグダウン用の紐が出ているのですが、WORKMANテントではフライの紐から引っ張ってペグダウンする方式でした。
方式についてはあまり何とも思わないのですがこの細いロープをくくる部分が「いつか千切れそうだな・・・」と思いました。
あくまで感覚的なものなのでどうなるか分かりませんが不安に思えたのも事実です。
グラスファイバー製のポールが貧弱そう
次に感じたのがポールに対してですね。
普段、山用のテントを使っているからか、どうしてもグラスファイバー製のポールのフニャフニャした感じがとても不安になります。
これも実験等をしたわけじゃないのでどれぐらいの風で折れるかは分かりませんが、ジュラルミンのポールに比べると強風には耐えれない可能性がありますね。
ペグが貧弱。
最後にこれ。
格安テントの宿命といいますか、どうしてもこの細い棒ペグになります。
13本もついているので全てしっかりと地面に刺せばある程度の強風にも耐えられると思うのですが「曲がるかも・・・」と気にしながら全部をペグダウンするのはかなり大変でしょう。
僕なら即座に下のようなしっかりとしたペグを使用すると思いますね。
まとめ
上では細かい事をゴチャゴチャと書きましたが全ては4900円という価格が全てネガティブな部分を消し去ってくれます。
僕的には「これからキャンプ始めてみようかな?」とか「ツーリング用のテントをそろそろ買い替えたいな」と思っている人にこう言いたい。
「とりあえず買っとけ!」と・・・
ただし、強風が吹くような厳しい環境での使用はオススメしません。
山には山用のテント、ツーリングにはWORKMANテントといった感じで使い分けるのが良いと思います。
以上です。
おしまいヽ(=´▽`=)ノ
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