留萌の黄金岬キャンプ場からおはようございます。
- 新日本海フェリーに電話。北海道を離れる事を決意。
- 御夫婦との別れ
- SNS上だけでで10年前からやりとりがあったMさん
- プロのダートトライアリスト宝田ケンシローさんとの出会い
- Mさんとの初対面
- さよなら北海道!
新日本海フェリーに電話。北海道を離れる事を決意。
自分が起きたと同じような時刻に昨夜にお世話になった御夫婦も起きたようです。
「朝ごはん食べようよ」と声をかけていただき、昨夜と同じように甘える事にしました。
たまたまキャンプ場にいた沖縄ナンバーのスーパーカブの男性に声をかけられたので色々と話していると30分ぐらいたってしまったでしょうか?
「朝ごはんできてるよー」との事で着席。
(白ごはんと味噌汁、奥にあるのがソーセージを焼いたもの)
「頂きます!」と手を合わせて白ごはんを味噌汁で流し込む。
自分は水気が少なめの御飯が好きなのですが自分にとって最高の炊き加減で本当に美味しかったです。
御夫婦は今日もこの黄金岬キャンプ場に泊まられるらしく、奥さんが「もう一日泊まって行きなよー!」とありがたい声をかけてくれるのですが明日以降の北海道の天気予報を確認すると・・・
翌日以降ずっと曇りか雨の予報です(^_^;)
さすがにもう北海道に満足してきているのと、天気に翻弄されるのも嫌なので今夜のフェリーに予約変更出来るのなら帰阪しようと決めました。
さっそく新日本海フェリーに電話をします。
ベル「すみません、今日の晩の小樽→舞鶴行きのツーリストAが空いていたら変更したいのですが・・・」
フェリー「大丈夫ですよー」
との事で一安心。
御夫婦との別れ
その事を御夫婦に伝えると「ええー!!」と凄く残念そうにしてくれました。
「ごめんなさい」と丁重に謝り、テント等の片付けを開始しました。
最後に住所を交換したりして記念撮影。
最後に「またね!」とガチッと握手をしてキャンプ場を走り出す。
SNS上だけでで10年前からやりとりがあったMさん
ナビで確認すると留萌から小樽までは約4時間ぐらい。
朝の11時ぐらいに出発したので何も問題がなければ十分に間に合うはず。
(オロロンラインで対向のバイクと何度もピースサインを交わす)
バイクを走らせながら「そういえばmixi(SNS)でオンライン上だけだけど仲良くしていた人(Mさん)が小樽に住んでいるって言ってたなぁ・・・」と言うのを何となく思い出します。
「mixiが下火になるのと一緒にあまり交流がなくなったけど元気にしているのだろうか?」と思ったのでバイクを停めて連絡してみることにしました。
LINEは聞いていたので「お元気ですか?今夜、小樽にしばらくいるので今夜、お会いしませんか?」と書いて送信。
「返事がすぐに来るわけではないだろう・・・」と思ったのでまたトコトコと小樽に向けて走り出します。
プロのダートトライアリスト宝田ケンシローさんとの出会い
15時ぐらいだったかな?
小樽のフェリーターミナルに到着。
受付に行ってチケットの発行を済ませてウロウロしているとカッコいいGRヤリスが停まっていました。
持ち主っぽい人が来たので話しかけてみると日本ダートトライアル選手権に出ている宝田ケンシローさんでした。
普段、こういった有名人にあっても声をかけたりすることは無いのですがたまたま声をかけた人が有名な方でビックリです。
車のことをあれこれ聞いていたら「よかったら座ってみませんか?」と言ってくれたので甘えてシートに座らせてもらいました。
ブレーキペダルにワイドなプレートが付いていたので
「ヒール&トゥー(右足でブレーキを踏みながらアクセルも踏むテクニック)がやりにくく無いですか?」と聞くと
「ダートはヒール&トゥー使わないんですよ、左足ブレーキなのでブレーキにワイドプレートが付いてるんですよね」と教えてくれました。
そんな事をしているとフェリーの乗り込みのアナウンスがあったので「ありがとうございました!がんばって下さい!」と挨拶をしてお別れをします。
Mさんとの初対面
スマホを確認するとMさんから返事があった。
「仕事が終わったらそっちに向かいます」との事。
小樽のマクドで待つ。
初めて会うのでちょっとドキドキしているとそこにMさんが登場。
「おおー!初めまして!」と挨拶をして、マクドで一緒にお食事をしました。
「mixiでやりとりするようになったのって10年ぐらい前だよね、まさか本当に会えるとは思えなかった」と当時の事を思い出し、話が盛り上がる。
食事を終えて「フェリー乗り場まで送っていくよ」との事で一緒に歩いていると・・・
急に花火が上がり始めました。
ちょうど何かのイベントがあったようで「おおー!」と花火をみて「楽しかったし、嬉しかったよ。またね!」とお別れをしました。
(何でもそうだけど、思い切って声をかけてみるもんだな・・・)
さよなら北海道!
そんな事を考えていると乗船の時刻が始まりました。
急いで自分のバイクに駆け寄ってヘルメットをかぶります。
そして車両甲板へ
これで僕の2022年の北海道ツーリングは終わりです。
前回の日本一周中の北海道ではコロナのことを気にしすぎてあまり他人とのコミュニケーションを取らないようにしていたのですが、自分の旅のスタイルと違うのかかなり味気無いものになっていた気がします。
今回の旅は「積極的にコミュニケーションをとる」と決めていたので沢山の人と連絡先を交換し、色んな人の人生が聞けてとても楽しかったし勉強になることも沢山ありました。
「やっぱりバイクっていいなぁ・・・、北海道っていいなぁ・・・」と再確認しながら、ゆっくり離れていく小樽港をみていました。
以上です。
2022年の北海道ツーリング、おしまい!
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