キャンプ場を出て今日は知床半島をめぐる事に決定。
これまでの北海道はただ知床峠に登って下る事ぐらいしかしたことが無かったので海沿いにある細い道を探検することに
「妻が見てみたい」と言うのでまずは瀬石温泉
駐車場から少し降りたところに温泉があるそうなので降りていくとそれらはありました。
海に突き出た湯船が凄く素敵です。
「これは入ってみたいね」と中を覗いてみると・・・
中には海藻が腐っているようなヘドロみたいな状態・・・
とても入る気になれないし、念の為に手を入れてみると完全に海水と同じ温度でした。
「こりゃ駄目だね・・・」と諦めて次に向う。
知床半島の更に先に車を走らせるとまた温泉が出てきました。
道から見えているブルーシートの方に行くとそこにお風呂がありました。
こっちは中々に熱々の温泉でした・・・が、湯船の中を覗くと中が汚くてここもちょっと入る気がしません(^_^;)
男湯の方は湯船に浸かりながら海を見ることが出来るので入ると多分気持ちいいと思うのですが・・・・
女湯の方を妻が見に行ったのですが女湯は海から中が見えなくなっているそうですよ。
結局行けるところまで知床半島の東側の先まで行って行き止まり。
この先から徒歩で知床半島の本当の先までいけるのかも知れませんが、クライミングの技術が必要と聞いた事があります。
何の計画も立てて無いし、ヒグマも出てくるそうなので引き返しを決意。
知床峠を登り始めました。
そしてお目当てのあの場所に到着です。
寄付金箱に少しの小銭を入れて更衣室で服を脱ぎます。
入る前に風呂釜の縁でかけ湯と身体と頭を済ませました。
そして湯船へドボン
「あっつー!!」と言うと先に入浴していた男性二人が「今日は全然熱くないぞ!」と声をかけてくれました。
聞いてみると地元の漁師さんだそうです。
「どっから来たん?」
「大阪です」
「うわっ、コロナや!5m離れとこ」
「ちょっと、やめてくださいよ(笑)」
「お前だけ、マスクして風呂に入れ」
「いやいや息できないじゃないですか(笑)」
出会って5分でこんな会話です。
10分ほど色んなお喋りをして熱さが限界になったので「お邪魔しました!」と言って風呂からあがると「おう!」と手をあげてました。
漁師さんって感じですね、男らしい!
知床峠で羅臼岳を見上げる
ヒグマが居ないかなー?と周りを見てみましたが全然いない
一度、本物を見てみたいな
もちろん安全な環境で、ですけど(笑)