以前に行った石垣島のせんべろの居酒屋でとある御夫婦と知り合いました。
その御夫婦は毎年のように石垣島に来られているそうで「八重山の中でどこが一番好きですか?」と尋ねると「小浜島!」と帰ってきました。
「誕生日には必ず来る」と言うその夫婦の言葉にはとても重みがあり「じゃあ、僕達も行ってみるか」となったのです。
それでは小浜島編を書いていきます。
宿泊していたホテルを出発
歩いてフェリーターミナルを目指します。
石垣の色んな場所にいる猫ちゃん。
この子は手を差し伸べると触らせてくれました。
まだ目覚めていない石垣
カラスだけが餌を求めて活発に飛び回っています。
こういった静かな石垣も好きです。
フェリー乗り場に到着。
小浜島行きのフェリーは八重山観光フェリーさんが始発が早く
7:10から出ています。
料金は往復で2700円で移動時間は約75分
https://www.yaeyama.co.jp/operation.html#_fare
僕達は始発に乗り8時台に小浜に到着しました。
フェリー乗り場から歩いてすぐにあるレンタル屋 結さんへ
7:50から開店してるので助かります。
ここでも電動自転車を1日/2500円で借りました。
レンタルをするとお店のオジサンがさっと小浜島の良いところを教えてくれます。
荷物も預かってくれるそうなので貴重品ではない物を預けて出発!
まずは大岳展望台
自転車を停めて階段を登り始める
20分ぐらいでしょうか?
急な階段を登りきります。
頂上には展望台があり、小浜島を見渡せます。
今考えると一番初めにこの場所をレンタル屋の結さんがオススメしてくれたのは体力的な事も考慮してるのかもしれません。
その後は島の北部にあるコーラルビーチへ
木々のトンネルを抜けると綺麗なビーチに出ました。
残念ながら曇りなのでビーチの綺麗さは今ひとつですね。
ビーチには何故か沢山の椰子の実が落ちていて中にジュースが残っているのもありました。
妻に「割ってみる?」と聞いてみましたが「怪我しそう(笑)」との事で大人しく辞めておくことにしました。
次がカトレ展望台
マングローブ林がある
確かにマングローブ林なのですが、ほんのり匂いが臭くあまり景観もよくありません(笑)
せっかく来たのだから・・・とウロウロしていたら魚さんがいました。
ムツゴロウ?と思ったのですが違うようですね
ミナミトビハゼという生き物だそうで大きく飛び出た目玉が可愛かったです。
のどかな道を電動自転車で走っていると野生の孔雀がいました。
孔雀が野生でいるなんて驚きです。
調べてみるとリゾート施設が飼っていた孔雀が逃げ出したものらしいですね。
固有種が多い八重山で生態系に影響を与える可能性があるので問題になっているとか。
島の南西、細崎海岸に到着
この時は少し晴れてきて海がとても綺麗に見えました。
目の前に緑豊かな西表島があり、美しい海と山と空が広がっていました。
もしも自分に絵を書く才能があればここでゆっくり絵を書いてみたい、そんな事を思いながらこの地を後にします。
自転車でシュガーロードを目指していると牛さんが沢山います。
石垣牛として高値で取引されているそうです。
真っ直ぐに伸びる道が大好きなバイク乗りとしては一番楽しみにしていたシュガーロード
楽しみにしすぎていたせいか、到着した時に「ん?」となりました。
日本一周し、凄い景色を観すぎたせいなのかイマイチ感動がありません。
「やっぱり直線は北海道かな?」
そんな事を思いながら小浜島のフェリーターミナルに到着しました。
自転車を返却し、預け荷物を返してもらったらご飯の時間です。
11時オープンのハズですがオープンがまだのようです。
店の前でのんびりと待っていたらレンタル屋さんの結の人が中を覗いてくれて「もう少ししたらオープンするから待っててー」と笑顔で教えてくれました。
”沖縄時間”ですね。
食券制なので入り口でカツ丼大盛り850円を注文。
バカでかいカツ丼が来ました。
サクサクの衣とお肉とソースが美味しい。
電動自転車とはいえ数々の急坂を乗り越えて汗だくになった身体に染み渡る。
ごちそうさま!
そのあとはフェリーに乗って石垣島に帰りました。
ここまでこのブログを読んでくれた人は気付いてるかもしれませんが、僕達的にはあまり印象に残らない感じだったのです。
(小浜島の人ごめんなさい)
居酒屋で出会った夫婦が「小浜島は良いよ!」と言っていた時に「ちゅらさん知ってる?」と聞かれたのですが自分たちは知らなかった...
それと「是非、何処かの宿に泊まるべき」と教えてくれたけど日帰りを選んだこと。
また、終始曇りだったことが影響しているのかもしれません。
あの夫婦がせっかく推してくれた小浜島を大好きになるには ”ちゅらさん” を事前に観ておく必要があったのかな?と思ったりしています。
少しネガティブな感想になりましたが、波照間とは違った美しい景色が見れたと思います。
以上
おしまい!