起床
荷造りして、ドミトリのリビングでふざけた写真をAちゃんに撮ってもらう
通りがかった韓国人が白い目でみてた
オーナーはまだ寝てるみたいなのでそっとドミトリを出る
Aちゃんが朝飯を食べるというので一緒にその辺の飯屋に入って適当に注文してもらった
特別おいしいわけでもなくまずいわけでもなく・・・
飲み物の容器に関してはちょっとツッコミを入れたくなってAちゃんに言うと
「台湾人はなんでもパクるよ」といいながら笑ってた
おおらかだ
僕が以前からバイクで走りながら色んな所で紙を燃やしてるのをみてて
「あれやりたい!あれやりたい!」って言ってたら
Aちゃんが「お寺で出来るから連れて行ってあげる」って事で今日はお寺に行って初詣と紙燃やしだ
寺に着いた、大龍峒保安宮っていうらしい
まずは線香とロウソクと例の燃やす紙のセットを買う
そして線香に火を付けてそこにいる色々な神様に順番にお参りをして線香を一本づつ刺していく
日本のお参りと違うのは神様に”自己紹介をする”って事
日本の場合、賽銭を入れて手を合わせて願い事をするだけなんだけど台湾では
頭の中で”私は○○と申します”と自己紹介をするっていうんで手を合わせながらやってみる
頭のなか→(私はべると申します・・・本年もどうか・・・○○○○・・・・)
・・・・
なんか・・・
気持ち悪い(笑)
まあ、しゃーない
郷に入れば郷に従え
そんな感じで次々と色んな種類の神様に手を合わせて行った
ビックリしたのは寺の中に図書館があって多くの学生が勉強をしていた事
とても奇妙な光景だった。
他にはなんか沢山光ってる電球みたいなの
「あれって何?」って聞くと
A「あれはお金を払って自分の名前を書いた光をお寺に置いてもらうの、一年に一回更新するのよ」との事だった。
日本で言うところの檀家さんが寄付したら寄付金の額を名前と一緒にお寺に飾ってもらったりするあれと一緒かな?と思った。
とにかくこっちはやっぱり南国らしくこうゆうキラキラしたものが大好きだ
お寺もやたらとカラフルだし
色々と細部を見ていると大正7年の文字
このお寺自体は200年ぐらいの歴史があるらしいがこの柱は大正7年に増設されたものらしい
ちょうどその頃にボランティアのガイドさんが話しかけてくれてたので
「こういった日本の年号を残して置くのは台湾人として不快ではありませんか?」と聞くと
ガイドさんは「全然!」と答えた
Aちゃん「台湾人はそういった細かいことを気にしない、悪いことは忘れて良いことだけを覚えるからね」
うーん、南国だ
まあ、日本人だってアメリカにされたことを忘れて比較的みんな”アメリカってカッコイイやん”ってなってるし同じなのかも・・・
そのあとAちゃんが「おみくじ引いてみるか?」と提案
うん、と答えると「じゃあこれを振れと言われた」
これ、なんか木で出来た柿の種みたいな奴
表と裏があって表表だとNO、裏裏でもNO、表裏がでてYESって意味らしい
振る前に頭のなかで(おみくじ引いていいですか?)と考えながら降ると表裏が出た。
つまりここでNOが出るとおみくじ引いたら駄目なんだって
面白いなーって思った
んで、おみくじを引いてみるとそれを覗きこんだAちゃんが「わははは!!」と笑った
実はおみくじを引く前にAちゃんに「何か願い事はあるか?」と聞かれてたので
「うーん・・・」と考えては見たが比較的、今の自分が幸せだと思ってるので願い事が浮かばなかった。
べる「今の家族や友達が健康だし、このままで十分幸せかなぁ?」と言っていた
で、おみくじの結果が”悩みがないならそのままで行け”と書いてあると言うのだ
台湾の神様すげぇな!と僕は思った(笑)
つづく・・・
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