残価設定型で車を購入したけど訳があって直ぐに手放さないと駄目な状況になったりしてませんか?
最近、僕は親族が所有していたホンダのN-WGNを手放すのを手伝ったのですがその時の話をしようと思います。
まず、結果からいうと残価設定で買った車を一年で手放したのですが、35万円の一括支払いをすれば手放す事が出来ました。
その時の経験を書いていきたいと思います。
一年で車を手放す事になった理由
ある日、僕の親族がファミレスの駐車場でフラフラとして立てなくなりました。
直ぐに救急車を呼んで病院へ
原因は頭の中の血管が破れて出血があったようです。
脳出血という病気でしばらく入院が必要という事でした。
3ヶ月後に退院したのですがギリギリ歩行が出来る状態で本人も「これはもう自動車の運転は無理だ」と思い、車を手放すことを決意したようです。
購入したディーラーに相談
僕は残価設定で車を購入した事がないので、まずディーラーに相談することにしました。
事情を説明するとこのような回答が...
大まかな流れとしては
正確な残金をホンダファイナンスに確認してもらう
(残金は約150万円でした)
↓
現在のN-WGNの査定をする
(ホンダディーラーでの査定額は95万円)
↓
その差額を一括で支払う事で残価設定の契約を解除完了
(残金150万 ー 車の査定額95万 =55万円の支払う事で契約解除)
との事でした。
「一年乗っただけで一括で55万の支払いか・・・」と現実の厳しさを実感しました。
何か他の手段は無いのか?
要するに今回の場合55万を一括支払いすれば良いだけです。
ただ、「何かもう少し支払いが安くならないのか?」と考えた結果、「ディーラー以外でもう少し高く買ってもらったらいいんじゃないの?」と思い買取業者や近くの中古車販売店に電話をしてみました。
相談したのは3社
・ガリバー
・ユーポス
・ビッグモーター
電話した当日に契約している駐車場に来てもらう事になりました。
3社に査定してもらった結果、ガリバーさんが約115万円の査定額を出してくれました。(ダントツでガリバーさんの買取額が高かった)
それに残価が残っている事等を説明すると「すべてこちらで手続きをするので安心してください」との事で契約を結びました。
これで買取価格が95万から115万になりました。
つまり、我々が一括で支払う額が55万から35万に減ったということです。
本契約と車の引き取り
実は査定の時に「今、この瞬間に決めてくれてくれないと115万という査定額は出せない。翌日の返答だと最高でも110万です」と言われたのですが「明日の午前中には必ず返答しますので」と伝え何とか一度帰ってもらっていました。(このやり取りは結構しんどかった😥)
翌朝、朝イチでガリバーの営業さんに電話して「お願いします」と伝えると本契約の為に翌日また訪問していただきました。
本契約までに用意したのは
・印鑑証明
・実印
・身分証明書(運転免許書等)
以上の3点。
契約書等にサイン
車の引き取りは契約日の翌日でした。
「引き取りの瞬間まで傷をつけたりしないようにだけ気をつけてくださいね」とも言われました。
残金の振り込み
車は引取の方が来られてN-WGNは引き取られていきました。
「なるべく早めに入金してくださいね」との事で残金35万円をガリバーさんに振込、あとはガリバーとホンダファイナンスでやり取りをしていただけるそうです。
「最終的な確認は○日後ぐらいにホンダファイナンスに確認してもらうと良いと思います」との事。
数日後、言われたとおりにホンダファイナンスに電話し、完済しているのを確認しました。
さらに完済証明も送っていただくように依頼し、数日後にポストに届いた証明書を確認。
全ての処理が終わりました。
まとめ
残価設定型で買った車を手放す時は買ったディーラーだけで全てをお願いするのは損をする可能性が高いと思います。
複数の買取業者に査定してもらい、なるべく高くで買い取ってもらうことで残金の支払い負担が減ることでしょう。
また、買取業者は必ずと言っていいほど「今、この瞬間に決めてくれるなら○○円を出します」と言ってくるので査定の前に「○○万円なら契約しよう」とある程度のシナリオを描いておくことをオススメします。
買取業者が言うには「〇〇社は115万円出すっていってるけどどうする?」と言えば後出しで「では当社は116万出します」となり、終わらなくなるからだそうです。
我々も「少しは買取業者にも儲けてもらおう」といった寛容さも必要かもしれませんね。
以上です
おしまい!