土日で登ってきました。
上高地から本日は涸沢を経て56のコルまで移動予定
先週、来たばかりなので上高地に来ても全然わくわくしません
7時頃から歩いて10時に横尾に着
そこからさらにあるいて涸沢ヒュッテをめざす
前回行ったT4がよく見えた
離れてみると
「ああ、あんなところを登ったんだなー」
と誇らしいような、恐ろしいような複雑な気持ちになった。
涸沢の途中の小川
行ったことのない涸沢はとても遠く感じる
顔を洗ったり足を浸けたりして体の熱を下げる
この日は雲がほとんどなく快晴だった。
歩いても歩いても涸沢は見えない
気温はどんどん上昇し
「何が避暑地だ!クソ暑いじゃないか!」
と、心のなかで叫びながら自宅で用意した塩かけまくりピーナツをボリボリ食べながら少しづつ歩みを進める
とうとう涸沢に着いた!
もう汗はだらだらで足はガクガク
へなへなと地面に腰をおろす
少し時間が経つとちょっと元気が出てきたので涸沢ヒュッテをウロウロ
なんか・・・
すごく良いとこだな
もう会えなくなってしまったSさんが
「涸沢に行ったことないなら是非行ってみなさい、本当にいいところだから」
と言われていたことを思い出し
「Sさん涸沢に来たよー」
といって、空を見あげました。
ここで今晩と明日一日分の水分5Lをプラティパスに補給する
さあ、あとは56のコルまで2時間の登りだ
5Lぶん重くなったザックを背負い雪渓を詰めていく
左側のガレガレのところに踏跡を発見
アイゼンは持ってきたが履くのが面倒なのでがれ場を登ることに
登っても登っても56のコルは近づいてこない
標高は2400m付近なので酸素も薄い
呼吸が苦しい、暑い、足が痛い
足元に自生する花々をみて
「綺麗だなー、素敵なところだなー」
と、無理やりポジティブな事を考えながら自分にムチを打って登った
到着
明日の朝から登るリッジが目の前
到達してみてみると2人用テントが張れるところが一箇所
あとは1テンが二箇所ぐらいか?
先行者がいれば泊まれなかった、よかった!
ツェルトを二張りして晩御飯
疲れた体にみんなで持ってきたものを回し食い
ハンバーグ、ポテトサラダ、ラーメン、チーズ、ピラフ、等など
みんな疲れていたのだろう一瞬で食いつくしました。
時間は19時
東の空には巨大な入道雲が発生
自分たちと同じような高さの雲のなかで雷が縦横無尽に走り回っていた。
明日は3時起きだ
さあ、寝よう
そう言って、ダウンジャケット、雨具上下を着込んでシュラフカバーに体を突っ込んで眠りにつきました。
つづく