
この記事は前編と後編の後編になります。
前編はこちら →
「これ、断ったら人間関係終わるやつかな…」
「でも、入ったら入ったで、戻れないやつかな…」
友人から誘われたとき、頭の中でこんな声がぐるぐる回っていました。
結局、僕は入会してみることにしました。そして、短い期間で辞めました。
入会したからこそ分かったことがいくつかあったので、忘れないうちに記録として残しておきます。
- 最初はただの「会員制サービス」だと思っていた
- 入会した話は、なぜかウケた
- ある日、空気が変わった
- 入ってみて分かった「周囲の反応」
- もし誘われたら、どう断ればいいか
- 辞めることにした理由
- サービス自体を全否定したいわけじゃない
- 実際の退会手続きの流れ(私の場合)
- まとめ 入会したから分かったこと
- 誰かを責める話じゃなくて、自分の選択の話
- こういう話に触れるときに、僕が意識していること
最初はただの「会員制サービス」だと思っていた

正直、最初はただの「会員制サービス」だと思ってました。
でも、話を聞けば聞くほど、商品より"人の熱量"が先に立つ感じがあって。
たぶんここで、苦手な人は一瞬で引くんだと思います。
もちろん全部が悪いと言いたいわけじゃない。
ただ、あの空気は…経験した人なら分かるやつでした。
入会した話は、なぜかウケた

物は試し…という気持ちで入会したこのサービス。
入会したあと、姉に軽く話してみたら一瞬で断られて、そこで「勧誘」みたいなことは完全に終了しました。
それ以降は、どちらかというと自分の中では笑い話のネタになっていて、同僚にも「こういうの入ってみた」と話したことがあります。
すると、だいたい返ってくる反応はこんな感じ。
「え、なんで入ったんw」
「体張りすぎやろw」
年齢が近い人ほど、ほぼ100%笑ってくれました。
僕もだんだん面白くなってきて、
「楽に稼げる話があるんだけど、どう?」
みたいに、漫画の悪役っぽいノリで"それっぽい空気"を出して、入会した経緯を話して笑ってもらったりしてました。
※もちろん、実際に誰かを勧誘したりはしていません。
今思うと、たぶん笑いになった理由はシンプルで、僕に「広げる気」がゼロだったからだと思います。
ある日、空気が変わった

そんな感じでいつも通り休憩室で話していたとき、50代の先輩が会話に入ってきました。
しばらく黙って聞いていた先輩が、ポツっと一言。
「べる君、その話は会社ではやめたほうがいいよ」
最初は、正直ちょっとだけ
「え、別に誘ってないのに…」
と思いました。
でも先輩は続けて、こう言いました。
「たとえばさ、君が会社で『昨日、背中一面に入れ墨彫ってきたんです!』って言ってるのと、ちょっと似てる」
勧誘してなくても、迷惑をかけてなくても、"その話題"だけで警戒する人は一定数いる。
そして、悪く思う人も必ずいる。
「悪いことは言わないから、やめたほうがいい」
そう言われました。
その瞬間は、ちょっと子どもみたいにムッとしたけど、本気で心配して言ってくれる言葉って、あとから効いてくるんですよね。
入ってみて分かった「周囲の反応」

実際に入会してみて、一番意外だったのは周囲の反応でした。
勧誘していないのに警戒される
これが本当に驚きでした。
僕は誰かを誘う気なんて最初からなかったんですが、「そういうのやってる」と聞いただけで、周囲から距離を置かれることがあります。
先輩が言った「入れ墨を彫ったと言っているのと同じ」という例えは、まさにその通りだと感じました。
人間関係と金銭的な利害が絡むリスク
紹介型の仕組みは、基本的に「友人・知人に広げる」ことを前提としています。
でも、これって友人関係と金銭的な利害が絡むということです。
僕の場合は、幸い勧誘する気がなかったので問題にはなりませんでしたが、もし真剣に取り組んでいたら、友人関係が気まずくなっていた可能性は高いと思います。
もし誘われたら、どう断ればいいか

自分が入会してみて、改めて考えたことがあります。
「もし自分が誘われる側だったら、どう断ればよかったんだろう」
結論から言うと、無理に理由をつけなくていいと思います。
断り方の例
「今は考えられないから、また機会があれば」
「自分には合わないと思うから、今回はやめておくね」
「ちょっと調べてから返事するね」(そして返事しない)
正直、何を言っても相手が納得しない場合もあります。
でも、自分の判断を曲げてまで相手に合わせる必要はないと思います。
もし断ったことで関係が壊れるなら、それはそれまでの関係だったということかもしれません。
辞めることにした理由

本当は半年くらいは続けてみようと思っていました。
でも、冷静に天秤にかけたときに残ったのはこれでした。
得られるかもしれないメリット
vs
失うかもしれない信頼
もし「信頼を落とすリスク」があるなら、僕はそこに賭けるタイプじゃないなと思いました。
サービス自体を全否定したいわけじゃない

ここは誤解されたくないので書いておきます。
僕は、この手のサービスを「全部が悪い」とか「絶対にダメなもの」と断定したいわけではありません。
実際、クーポンや優待が使える場面もありますし、賠償に関する補償の仕組みも、人によっては魅力に感じると思います。
ただ、僕の場合は以下の理由で「合わない」と判断しました。
勤務先の福利厚生の方が充実していた
僕が勤めている会社には、グループ特典がそこそこ充実していて、割引率も高いし、使えるお店も多かった。
結果として、僕の生活スタイルだと「毎月の費用に見合うほど使いこなせないな」という判断になりました。
月々の負担が思ったより大きかった
賠償に関する補償があるのは安心材料ではあるけど、月々2,800円~4,000円の会費は、自分にとっては少し負担に感じました。
「自分が高いと思っているものを、大事な友人にすすめるのは難しい」
これも辞めた理由のひとつでした。
一番の理由は「野心がなかった」
最後に一番大きかったのは、僕の中に"野心がなかった"ことです。
こういう紹介型の仕組みって、やるなら中途半端じゃなく、ちゃんと向き合う必要があると思います。
でも僕は、そこまでの熱量を持てなかった。
だから辞めました。
実際の退会手続きの流れ(私の場合)

もし「辞めたいけど、どうすればいいか分からない」という方のために、私が実際にやった退会手続きの流れを書いておきます。
連絡手段 電話で退会の意思を伝えた
窓口の電話番号に連絡し、「退会したい」と伝えました。
メールやLINEではなく、電話での対応でした。
引き止めはあったか?
特に強い引き止めはありませんでした。
「何か不満がありましたか?」と聞かれた程度で、スムーズに手続きに入ってもらえました。
所要時間
電話してから約2週間後に退会手続きが完了しました。
返金について
入会金や過去の月額費用の返金はありませんでした。
また、退会を申し出た月の月額費用(4,000円前後)は、そのまま引き落とされました。
クーリングオフについて
私の場合は、クーリングオフの期間(入会から8日間)を過ぎてから退会を申し出たので、クーリングオフは使えませんでした。
もし入会したばかりの方は、契約書や公式サイトでクーリングオフの条件を確認することをおすすめします。
(契約内容によって異なる場合があるので、必ず公式の情報を確認してください)
まとめ 入会したから分かったこと

ネットワークビジネスや紹介型の仕組みって、本当にいろいろあります。
在庫を持たなくていい仕組みは、たしかに合理的だなと思いました。
ただ、僕が今回いちばん感じたのはこれです。
勧誘をしていなくても、"入ってる"と聞いただけで警戒されることがある。
これは、入会しなかったら分からなかった感覚でした。
誰かを責める話じゃなくて、自分の選択の話

この記事は、特定のサービスや仕組みを否定したいわけじゃありません。
ただ、「人からどう見られるか」と「自分が大事にしたいもの」を考えるきっかけになったという、それだけの話です。
僕は結局、辞めるほうを選びました。
でも、それは僕の選択であって、他の人にとっては別の答えがあると思います。
こういう話に触れるときに、僕が意識していること
※こういう"仕組みの話"に触れるとき、僕は感情だけで判断しないようにしています。
自分の中の警戒心が働いたときほど、一回落ち着いて「どういう心理で人は動くのか」を勉強したくなります。
そして同時に、「自分が騙されないため」よりも、「自分が誰かを傷つける側にならないため」に知っておきたいと思うんです。
似た構造を知っておくと、冷静になれました。その入口としてみなさんも様々な本を読んで知識を高めておきましょうね。
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