信号待ちしてる時に「なんか香ばしいにおいがするな?」と思って車体をじろじろ見ていると油漏れを発見
クラッチレリーズシリンダーから漏れた鉱物油がマフラーの触媒部分に落ちて焼けているにおいだった。
このクラッチレリーズシリンダーからクラッチフルードが漏れるのを放置していると行き場をなくした鉱物油がミッションケースを通り越しクラッチ盤に到達して大ダメージを与えるらしい。
ツーリング途中だったが引き返すことにする
帰宅後レリーズシリンダーを外して確認
2006年製のR1200GSAには合わせ面にガスケットは入っていない
なので漏れた油は合わせ面から外に出てくるので早期発見ができた。
R1150シリーズには合わせ面にガスケットが入っていたっぽい。
そのために漏れた鉱物油は積極的にクラッチ盤に向かって流れるようだ。
レリーズシリンダーを外したミッションケース側
パーツクリーナーをかけて数日放置しておいたが油分は確認できなかったのでレリーズシリンダー側からの漏れと疑って間違いなさそうだ
クラッチフルードが減ってるだろうな・・・と思い確認するもあまり減っておらず
この蓋をあけるのに苦労した。
タコ糸で蓋のすぐ下を締め上げる事でロックを解除する事ができる。
国産と違うなあ・・・
で、どうやって修理しようかと悩んでいた
日本語で修理するキーワードをグーグルに叩き込んでも自分が欲しい情報が出てこない
なので英語で検索すると・・・
色々気になる情報が多数ヒット
BMW R1200 GS clutch actuator maintenance
上の動画ではパッキンだけを交換している
CFW N18-15 というものだが国内ではあまり聞いたことがないので色々調べているとドイツが作っているパッキンのようだった。
パッキンを扱っている業者に電話して入手できるかを聞くと返事はこうだ
「5つ以上買ってもらう必要あり。一つの値段は約4000円」
との事
僕のR1200GSAは2006年製だがこの動画では何年製とは書かれていないので最悪N18-15を買っても合わない可能性もある。
イギリスにあるBMWの部品屋さん
motor works さんでレリーズシリンダーを調べるとアッセンブリーで2万円を切る価格だったのでそちらで購入することに決めた。
まずはユーザー登録から始める必要があった
海外のサイトに自分の車両番号やらを入力するのに抵抗があったが実際に注文してみると非常に紳士的なやりとりができて安心
ただし、英語が嫌いな人にはハードルは高いかも。。。
で、注文後約1週間で到着
おまけのステッカーとキーホルダーが入っていた。
届いたクラッチレリーズシリンダーには”マグラ”の刻印は無し
交換はまた後日・・・