当時、仕事とはいえあの現場にいて少しでも関係があるものとして阪神淡路大震災 1.17のつどいに行ってきました
車窓から見える神戸の景色
当時の記憶を引き出そうとするのですが完成された近代的な建物が整然とならびまったく思い出せない
三宮に到着
あの頃は確か停電なのか自動改札が使えない駅がほとんどで古いドラマや映画で見る”ガチャ!”ってやるペンチみたいなので切符を切られた気がします
その切符を持っていれば電車では行けないエリアにJRが用意したバスで行けたような・・・
形式的にはそのように切符を確認していたけど当時の大混乱でものすごく適当で無賃乗車している作業員さんが多かった
東遊園地に到着
雪のお地蔵様
ここには1.17ではなく3.11と竹灯籠で表現されていました
記帳をすると献花用の花がいただけます。
となりに募金箱があったので少ないですが募金させてもらいました。
献花台にて手を合わせます
自由に書き込んでよいメッセージボード
当時、ここで避難していた人、20年前に産声を上げた子供と親、東北で被災された方、阪神淡路大震災で親を亡くした子供達・・・
読んでいると心をえぐられるような事実が沢山書いてあり
当時、大混乱だったあの現場を思い出し目頭が熱くなる
僕の周りの人も声を殺しながらひっそりと涙を拭いていました
ろうそくをいただき竹灯篭に火を灯させてもらいました
帰り道
やはりどこを見てもあの光景は浮かんできませんでした。
当時、日本でここまでの規模の災害が起きるとおそらく誰もが考えていなかったように思います
避難用の備蓄をするとか、避難先を調べておくとか、ボランティアという言葉を知ったのもこの頃だった
天災が起きるのはもう仕方がないとして、被害を最小限に食い止めれるように政府も個人でも皆が普段から考えておかないと駄目だよね
薄れていく記憶ですが忘れないようにしていこうと心に誓いました。