高雄に付く前に考え事をしていました。
本当はレンタルスクーターを返却するのは明日の予定だったのですが一日早く返すと多少の返金があるのか?
悩んだ末に下記のように決めた。
①返金ある→レンタルスクーターを返却して徒歩や電車で台湾観光
②返金無し→高雄近くをスクーターで散策
レンタルスクーター屋に行き、返金の事を伝えると「返金可能だ」との事で500元返してもらいました。
この瞬間、僕の”レンタルスクーター台湾一周ツーリング”は終わりました。
ファンファーレが鳴るのでもなく、誰かが拍手をしてくれるのではありません。
ただ、街の賑やかな車のクラクションやレンタルスクーターのスタッフが忙しそうに働いている横で
「ああ、終わった・・・本当に終わったんだ・・・やり遂げたぞ・・・」
そう、ひとりごとのように呟いたような気がします。
時間は13時ぐらいだったのですが、祝杯をあげたくてしょうがなかったので近くのビジネスホテルに飛び込みで部屋を確保してもらったあと荷物を置いて近くの大衆食堂に行きました。
コンビニで買った台湾ビールをがぶがぶと飲みながらご飯を食べていると中年の女性と女性店員が一緒になって話しかけて来ました。
台湾一周が今終わった事を伝えると「コングラッチュレーション」と言ってくれました。
その後も色々と質問されましたが一番印象に残っているのが「台湾一周にいくらかかったのか?」という質問に対し
レンタルスクーター 3400元
ホテル代 約4500元
食事代 約2000元
ガソリン代800元
「バイクでスタートした30日~3日の五日間は約11000元(日本円で約3万5千円ぐらいしかかかってないよ」と伝えると
おばさま二人
「Too cheap!!」(笑)
と言って笑ってました。
「どうやったらそんなに安くで台湾一周できるんだ?」とか
「どこで寝てたんだ?」と英語で次々と質問され、さっきまで少し寂しかった台湾一周が一気に賑やかになりました。
台湾ツーリング 6日目-3 台南→高雄
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