ベル雑記

バイク系メディアでWEBライターをしているカブ主キャンパー🔔ベルの日常

台湾年越しツーリング 1 関空→高雄

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2012.12.29

色々と思案した結果75Lのザック一つで行く事に決めた。
ノートPCや着替え、充電器、カメラ、ヘルメット等をいれると重量は14kgほど。
登山でも3日間ぐらいこの重量を背負って登り降りするのだからバイクに乗ってるぐらいだったら問題ないだろうと思った。

準備は整い関西空港へ、フライト13時の二時間前、11時に到着。飛行機はエバー航空。

受付で「このザックは機内に持って入れますか?」と聞くと「だめ」と返事。乱暴に扱われては駄目なPCとヘルメット、カメラを簡単な別のバッグに入れ替えてザックを預けた。

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飛行機に乗ると離陸後すぐに機内食が運ばれてきた
たいしてお腹も減っていないが楽しみがこれしか無いためにゆっくりと味わって食べた。
僕はグルメじゃないのでたいていの物は口に入れると美味しいと感じる
機内食もとても美味しかった!

あとは踊る大捜査線の最後の奴をみて時間つぶし



15時頃

台北の桃園空港の”第二ターミナル”到着。
ネットで調べるとザックを預けると「中が荒らされていた」、「ザックがボロボロになった」等のネガティブな内容がほとんどだったが問題なくコンベアに乗って流れてきた。ちょっと汚れていただけ。
こうゆうのは特別な経験をした人が強く印象に残る為にそのようなネガティブな事がネットにあがるのだと思う。
ただ、チャックが開かないようにだけ簡単な針金で軽く結んでいた、それがなかったら中身が出たりするかも?

桃園空港でまず6万円を両替、たしか19000台湾ドルになった。事前に台湾の友達と26,000円を9,000NT$に両替してもらっていたのでひとまずの資金は28000NTDとなる。
念の為にインターナショナルキャッシュカード(新生銀行)も持参はしている。
http://www.shinseibank.com/atm/riyou_kaigai.html


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その後、中華電信にてプリベイトSIMカードの契約を行う。
ここで初めて英語で喋るんだけどスタッフさんの英語がすばらしすぎて中々理解できなかった。
7日間データ通信のみだと450元なのでそれが欲しいと伝えると「SOLD OUT」との回答。+50元分電話が出来るSIMはあるというので500元を支払いSIMを買った。
このSIMをシムフリーであるイーモバイル製のPocket WiFi S2にセット。
問題なく電波を拾った。
電話はすでにスカイプに1,000円分をコンビニで入金していたので現地の電話は全てスカイプアウトを利用する。


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その後、Uバスに乗り桃園空港から桃園駅へバスは30元だったと思う。
バスの中で高鉄桃園駅に着くまで台湾の交通事情を知ろうと窓の外を食い入る様に見つめる
ウィンカーを出して割り込んでくるタイミングや強引さ
信号をどれぐらい守るのか?
空いてる道では法定速度を守っているのか?などなど
私が中国で見たあの無法地帯とは違い、台湾はまだ大丈夫そうだな・・・と思った。

そうこうしてるうちに高鉄桃園駅に到着
駅の有人販売の切符売り場で「Please ticket・・・・」ああああああ・・・・・・・・(汗)ってあたふたしてるとイケメンのスタッフさんが「ニホンジンデスカ?ドコマデノリマスカ?」と言ってくれて一安心(笑)
切符をゲットする。


高鉄桃園駅より新幹線にのり一気に高雄に移動する。(1300元ぐらい)

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高雄移動の理由は台北ではリスクを恐れて外国人である日本人には貸してくれない事が多いとの事。
高雄等、南に行けば行くほど貸してくれる確率があがるらしい(しかし高雄でも1件は断られた。)

高雄到着 18:00
その後MRTに乗り換えて数駅先の美麗島で下車。
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(MRTのトークン。入場時は改札に近づけて入場、出場時は改札に投入し回収される)
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まずは予約していたドミトリーに向かう。
初のドミトリーで心配していたが野宿や山小屋で慣れてる俺にとっては問題はなく、この後、他の旅人との交流は大変新鮮なものだった。

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荷物だけドミトリにデポジットしすぐにレンタルバイク屋へ。

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レンタルスクーター=出祖機車と書いてある店に行き「Excuse me i am Japanese・・・」とつたない英語でレンタル可能か聞くも「NO」と回答。
続く二件目ではパスポートと日本運転免許中国語翻訳書を提出し6日間のレンタルを伝える。
「どこに行くのか?」と聞かれたので「台湾一周」とは言わず「I plan to run this around.」と伝えると「1Day=650NTD」と回答。
明日、7時に取りに来てもいいか?確認すると、なんと24時間営業。
バイクはSYM (サンヤン)の125cc
オーナーに「ちょっとそこの駐車場を軽く走ってみてくれ」と言われクルクルと回ったり止まったりしていると「Good!」と一言、本契約となり3900NTDを支払った。
おそらく免許書だけでなく運転の実力を簡単に審査されてたように思う。


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近くの夜市で青島ビールと野菜炒めを食べ、ドミトリでも日本人客と酒を飲みながら沢山話をした。
皆、色々な経験を持っている人たちで本当に面白い話しが聞けた。楽しかった。

夜、25時頃に就寝する。
二段ベッドの上。
「明日からの為に一年かけて英検も中国語検定もレーシックもやってきたんだ、一生忘れられない旅になればいいな・・・」と思いながら眠りについた。