ベル雑記

バイク系メディアでWEBライターをしているカブ主キャンパー🔔ベルの日常

覚えておくと便利!キャンプやツーリングで使える5つのロープワーク!

このコンテンツにはPR広告が含まれています。

こんにちは元ロッククライマーのベルと言います!

皆さんはこういった経験は無いでしょうか?

「ツーリング先で使っていたバイク用ネットを無くしてしまった!」

なかなかそんなケースは少ないと思いますが「このロープワークとロープが一本あれば何とかなるかも!?」といった結び目の作り方をロッククライマーである私が紹介したいと思います。

この記事を読んで実際にロープワークを練習すれば貴方のアウトドアスキルや旅先でのトラブル回避力がアップしている事でしょう!

それでは以下に詳しく書いていきます!

 

日常でも頻繁に使う解けにくい結び目「オーバーハンド・ノット」

まず初めに紹介するのが「オーバーハンドノット」と呼ばれる日常でも良く使われる結び目です。

和名では「止め結び」などと呼ばれていますね。

特徴としては最も単純な結び方なのにかなり解けにくい強力な結び目です。

それでは一緒に練習していきましょう!

まずは上の写真のようにロープで一つの輪っかを作ります。

その輪っかにロープの末端を通してあとはギュッと締めるだけ。

これでオーバーハンドノットの完成です。

 

先程は1本でオーバーハンドノットを作りましたが「バイクのキャリアに載せた荷物を固定したい」と言ったシーンにはロープの先端を折り返して二本でオーバーハンドノットを作ると先端に「輪っか」を作ることが可能。

こうすることでバイクのキャリアに付いている下向きの突起に引っ掛けて使う事が可能ですね。

オーバーハンドノットのネガティブな部分としては「ギュッと結ぶとガチガチに固まって解けにくい」です。

時々、結び目を解く必要がある場合などは次の「エイトノット」を使ってみましょう!

強力な結び目なのに解きやすい「エイト・ノット」

次に紹介するのが「エイト・ノット」です。

このエイトノットは現在のロッククライミングでは最も頻繁に使われる結び目となっています。

それではこれも練習していきましょう!

まず、写真のように輪っかを作りますがオーバーハンドノットと違って輪っかに通す前にもう半周ほど元ロープ(末端側と違い、長い方)に絡ませます。

次にオーバーハンドノットと同様に末端を輪っかに通します。

あとはギュッとしめるだけ。

見た目が「八の字」に見えることから「フィギュアエイトノット」などと呼ばれたりもしています。

このエイトノットもオーバーハンドノット同様に先端を折り返して二本で結び目を作ることでロープの先端に輪っかを作ることが可能です。

エイトノットは時々、結び目を解いたりする必要があるシーンで使います。

一度結んでしまうと解けにくいオーバーハンドノットと上手に使い分けたいですね!

日常ではマイナーな結び目だが覚えると本当に便利!「インク・ノット」

3つ目に紹介するのが「インク・ノット」です。

別名「マスト」「クローブヒッチ」「巻き結び」などとよばれています。

この結び目はカラビナや地面に打った杭やペグ等と相性が良く、クライミングでも本当によく使う技術となっています。

個人的には「もっと早く覚えておくべきだった!」と感じる非常に優秀な結び目です。

 

まずは2つの輪っかを作ります。

※輪っかを作る時にロープのひねり方は同じ方向に捻って作る必要がある。なので、今回は2つの輪っか共に末端とは反対の長い方のロープを右手を内側にひねるようにして作っています。

そして画像のように右側の輪っかを左側の輪っかの向こう側になるようにセット。

ここで出来た2つの輪っかに「カラビナや杭」を通し、両端をグッと引っ張る事でインク・ノットの完成です。

インクノットは長さの調整も可能で末端のロープをもう少し伸ばしたい時などは反対側のロープを結び目に押し込んでやります。

あとは反対を引っ張るだけ。

これで調整が出来ました。

僕はこの結び目をどんなシーンで使ってるかというとキャンプなどでタープを張る時やキャリアにロープで荷物を固定する時の最後に使ったりしています。

荷物を固定する時に覚えていると便利!「トラッカーズ・ヒッチ」

最後に紹介するのがキャリアなどに荷物を固定するのに便利な「トラッカーズヒッチ」です。

ここではキャリアに荷物を載せて、ある程度ロープを絡ませ、最後にギュッと力をかけて固定したいシーンを想定して説明します。

最後に力をかけて固定したいポイントの前にロープに輪っかを作ります。

次に末端に近いほうを2つに折り返します。

その折り返したロープの先端を先程のロープの輪の中に通します。

そしてその押し返したロープの輪っかに末端を潜らせます。

あとは末端をグッと引っ張ることで普通に引っ張るよりも約3倍の力で荷物を縛ることができます。

これは写真だけでは覚えるのが難しいかもしれないので実際にロープを使ってトラッカーズヒッチをやってみた動画があるのでみてください。(5分9秒あたりからトラッカーズヒッチで荷物を固定する作業が始まります)

youtu.be

もやい結び(ブーリン)

最後に「キングオブノット」と言われる「もやい結び」(ブーリン)と呼ばれる結び方。

これは強力な結び目の割に解くときにはあっという間に解けてしまうものすごく便利な結び方です。

では早速やっていきましょう!

まずは結び目を作りたい所に輪っかを作ります。

次にその輪っかに末端を差し込んでいきましょう。

上の画像のように元ロープが上になっている場合は上から差し込んでいきます。

輪っかを上から下に通したら今度は元ロープの上から巻きつけるようにして下から先程の輪っかにまた通します。

あとはギュッとしめるだけ!

これでもやい結びの完成です。

「キングオブノット」と名高いもやい結びですが覚えてしまえば簡単に結べる反面、解く時にはあっという間にパラッと解けてしまうので注意が必要です。

先程の動画でももやい結びについて触れていますが命を預けるようなクライミングではもやい結び単体ではかなり不安でした。

 

使うシーンとしては

頻繁に結んだり解いたりする場所に使う。

万が一結び目が解けても重大な事故に繋がらない場所に使う。

といった場所に使用します。

 

↓あわせて読みたい↓

 

beru900r.hatenablog.com

 

まとめ

以上がクライマーでライダーの僕がオススメする結び目5選でした!

結び目を覚えるまでは中々身につかなくてイライラする事が多いです。

そこで僕が色々な結び目を習得する為にしたことは「2m程のロープとカラビナを持ってテレビとかを観ながら何度も練習」でした。

結び目は一度、身体に叩き込むとその技術はほぼ生涯使えるものとなります。

「登山」「アウトドア」「緊急時」に大いに役に立つ様々なロープの結び方を是非覚えてみてくださいね!

以上です!

 

不要になったアウトドア用品を高価買取「JUST BUY」

JUST BUYでは不要になったアウトドア用品を梱包キットに入れて送るだけで買取査定額を提示してくれます。

納得できる価格であれば即入金してもらえますよ!

時間が経って商品価値が下がる前に一度査定してもらうことをオススメします!

↓↓↓

 

 

関連記事

 

beru900r.hatenablog.com

beru900r.hatenablog.com

beru900r.hatenablog.com