目の話
視力矯正手術、レーシックを受けて約10年がたった。
当時の趣味はロッククライミングや冬山、海外ツーリングなどの冒険的な事をよくやっていました。
メガネでは色々と不便なのでコンタクトをつけて色んな事に取り組んでいたんだけど、どうしても長時間つけていると目がゴロゴロしてきて目薬をさしたくなる。
断崖絶壁の岩場で片手を離して目薬をさすわけにも行かず「こりゃ、いよいよレーシックか?」と思うようになりました。
ネットでレーシックを検索するととにかくネガティブな情報ばかりがヒットして「手術をうけてからずっと頭痛がする」とか「手術をうけても視力が回復しなかった」とか「数年後に突然失明した人もいるらしい」「レーシックの相談にいったら先生がメガネだった、意味は分かるな?」とかとか
まぁ、出てくるわ出てくるわ
手術の内容としては「目の表面をパカッと開けてレーザーで削る」なので後戻りしたくても出来ないわけです。
だからこそ慎重になるのは当たりまえ
「うーん、どうしたものか・・・」と考えているとハッと思い出しました。
知人や友人に何人もレーシック受けた人いてるやん!と・・・
早速、8人ぐらいの知人に「術後どうなん?」と聞いてみるとほぼ100%「なんも不具合は起きていないよ」との返事が返ってきた。
唯一視力が「1.5から1.0ぐらいには落ちたかなー」という人が一人いたぐらい(8年ぐらいかけて)
この友人たちの回答を受けてようやく「よし!レーシック受けるぞ!」と決意が固まりました。
大阪で2つの有名なレーシックをやっている眼科の説明と診断を受けてた結果、両方とも信頼できる感じだったので費用が安いほうに決定
怯えながら手術の日を迎えて10分から15分で手術は終了。
その日は一日安静にして眠り翌朝、鏡で自分の顔をみて驚きました。
「誰、このオッサン・・・」
鏡にうつっている自分の顔はシワシワでシミだらけでした。
(本当の自分の顔ってこんななんだ・・・)とショックを受けました。
夜が来て近くのスーパーに買い物にいった帰りにふと夜空を見上げた時にまたビックリ
大阪ではあまり見えないと思ってた星が沢山見えるんです。
その時に思ったのが「同じ視力1.5でもメガネのレンズを通した景色と裸眼でみる景色はまったく違う!」ということ。
本当にやってよかったと心から思えた瞬間でした。
後戻り出来ないので安易に人にオススメはしませんが自分の場合は一切後悔はしていません。
なんならもっと早くにやっておくべきだったと思っているぐらいです。
レーシックを受けるか悩んでいる人たちの参考になれば・・・
おしまい
追伸
「術後、一人で電車に乗って帰れます」と歌っている病院ばかりですが術後はかなり目が痛いのと涙が無限に出てくるので出来たら家族とかと一緒に手術に行ったほうがいいと思います。
実際に一人で電車に乗って帰りましたが「なんでこの人泣いてるの?大丈夫?」って周りから思われてるだろうなーと恥ずかしかったです(笑)