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8万キロ台で買ったロードスターも乗りまくっているとアッと今に10万キロを迎えてしまいました。
車屋さんに「タイミングベルト交換しといて」と言ってすべてお任せしたいところですが節約と構造に興味があるので自分でやることにしました。
まずはネットでロードスター用のタイベルセットを買います。↓
それと冷却水も抜くので冷却水も用意しておきます↓
ほかにもタペットカバーやらを外すのでタペットカバーシール、カムシャフトシール、クランクシャフトシールなどは車屋さんにお願いして取り寄せてもらいました。
(オルタネーターやコンプレッサーのベルトも交換したほうがいいかも)
部品が届いたら分解開始です。
冷却水を抜くのとクランクシャフト周りの作業は下からやったほうがやりやすかったりするのでアンダーカバーは外してしまいます。
ラジエターの下に+のドレンがあるので冷却水を抜く。
次にヘッド周りに這っている配線を外していきます。
外す前に写真を撮っておくと良いかもしれません。
僕は忘れてて組み付けるときに苦労しました。
ヘッドカバーを外して上からだんだん下に向かって部品を外していきます。
左のオルタネーターや右のコンプレッサーなどもグラグラになるまで外し、ベルトを取り去る
このへんですでに作業から2時間かかりました。
経験と技術がないのでタイミングベルトを外すまで結構大変です。
クランクシャフトプーリーを外すのに人力でどれだけ頑張っても駄目だったので工具を固定してセルを回すことでなんとかなりました。
タイミングベルトとカムの位置+クランクプーリとタイミングベルトの位置をペンでマーキングし、さらに写真も撮っておきます。
新しいタイミングベルトを付ける前にウオーターポンプの交換です
ウオーターポンプを外すまでは何てことなかったのです。
新しいポンプを取り付けます
が、古いガスケットが綺麗にとれない。このまま取り付けると冷却水が漏れるのは目に見えています
なのでスクレイパーで剥がす必要があり、これがかなり大変でした。
このあたりからもうウンザリ感がMAXで「はぁー車屋さんに頼んどくんだった・・・」と独り言が止まりません。
カミパッキンも除去し、ウオーターポンプを交換。アイドルプーリーとテンショナーも交換
カムシャフトシールとクランクシールを交換。
ようやくタイミングベルト取り付けに入ります。
元のカムシャフトの位置に戻してタイミングベルトを付けたい
ただしカムシャフトのスプリングがあるので勝手にカムが動こうとします。
右手は右のカムシャフトを抑え、左手は左のカムシャフトを抑えて・・・
じゃあどうやってタイミングベルトひっかけるんだよ!とこの時気づきました(笑)
一人では無理です。
友人に手伝ってもらってタイミングベルトをマーキング位置に取り付けるとようやくここで折り返しです。
順番に部品を取り付けて行ってエンジンをかける時は緊張します。
まずはセルをチョコチョコ回して変な音が無いかを確認
問題がなさそうだったのでエンジンをかけます。
キュキュ、ブオン!
ある程度アクセルをふかしたりして問題ないのを確認したらそれからクーラントを入れていきました。
古いタイミングベルト
拍子抜けするぐらいに綺麗でしなやかです。
なんだか20万キロまでいけたんじゃないか?って気がしますが車屋の友人曰く
「タイミングベルトはみんなそんなもん」
らしいです、でも切れる車は7万キロとかで切れるそうです。
こちらはウオーターポンプ
こちらも軸を回しても変なゴリゴリ感は無く普通でした。
作業を通して思ったことは
時間的な余裕があること
補助してくれる人がいる事
明るい環境で作業したいので照明はたくさんあったほうが良い事
ネットでは4時間ぐらいで出来ると書いてあったりする方がいますが僕にとっては神レベルの技術の高さだと思います。
外した部品の洗浄とか紙パッキンの剥がし作業とか色々考えると10時間ぐらいは必要だと感じました。
正直、二度とやりたくありません(笑)
が、タイミングベルト付近の構造を知ることが出来た貴重な体験だったと思います。
おしまい
最後に作業のアドバイスなどを頂いたTT-AUTOさん、本当にありがとうございました!
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